私たちは、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(通称SFC)、長谷部葉子研究会です。
私達の研究会は、国内外にとらわれず、「教育の現場」を社会の縮図として捉え、その現場に必要と思われるもので現在普及していない、存在していないもの、あるいは仕組みを創る取り組み、つまり「ゼロから1」をつくります。そしてその後「協働」に基づいた、無理のない関係性のサステナビリティ確立のプロセスを重視し、その関係性と、その「関係性の可視化」を研究しています。関係者の主体性を何よりも重視するため、関係者間での豊かなコミュニケーション環境構築が必須となります。まず、自分を知り、相手を知り、相互理解を深める、そこが教育の原点となり、様々な形の教育から社会の仕組みづくりが始まります。この研究会そのものも社会の縮図と考え、関係者相互履修者のうち3分の1が管理者です。この研究会シラバスも教員と TASA、各チームリーダ、関係者の10名 の協働でつくりました。異言語・異文化コミュニケーションを視野にいれた、「教育」(人間関係)の本質を問う研究会で、言語教育はその一分野です。「教育」というかたちになりにくい領域に果敢に「実践的研究者」として飛び込んでください。また「教育」というと無意識に「学校教育」をイメージする場合が多いですが、人間コミュニケーションは全て「教育的相互関係」に基づいているという柔軟な解釈をしてください。発表能力、記述力、思考過程を共有する能力、そして対人コミュニケーション能力、多様な教育現場での柔軟な判断力、洞察力、行動力が磨かれます。講義日以外の活動も多いです。大学外に研究拠点をもつということは、必然的に関わる時間が増えるということです。関係性は一日二日で構築されるものではありません。それを理解した上で、主体性を持って参加してください。事前に是非研究会を見学に来てください。何事も「百聞は一見にしかず」です。
具体的には、現場でのフィールド活動や実践を通じて、社会の問題を「教育」や「コミュニケーション」に焦点を当て、考察 していきます。主に5つのプロジェクトに分かれ、それぞれの分野や現場に応じた活動を展開しています。毎週木曜日の研究会の時間に加え、定期的な中学校での教育活動を展開するプロジェクトや、長期休暇を活かした精力的なフィールド活動を行うプロジェクトなど、様々です。
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